住宅密集地の変形L型敷地ながらも、中庭を挿入し、南棟のボリュームを抑えることで中庭を挟んだ北側空間にも太陽光が１F奥まで届くよう配置計画をしています。親世帯は1階、子世帯は2階として、メインの生活空間には二世帯住宅でも適度な距離感を持たせています。平屋部分の屋根は草屋根としています。下階への断熱効果をもたらします。また都市の2階レベルでありながらもリビングから借景でき暮らしに緑を添えています。

＜建築概要＞
建築場所：大阪市阿倍野区
用途：二世帯住宅
<主な外部仕上げ>
外壁：塗装/サイディング
屋根：ガルバリウム鋼板 <主な内部仕上げ>
床：タモフローリング
壁：クロス
天井：クロス/構造用合板

中庭を介して、手前が南側。平屋にボリュームを抑えて、1Fへも南の光をおとす。 吹き抜けのある子世帯空間。北棟ながらも中庭から光が差す。 クローゼットを併設する寝室。