2025年10月7日
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催の「第42回住まいのリフォームコンクール」にて、自邸の長屋改修「タテとヨコにつながるナガヤ~都市に住む~」が入賞しました。さらに入賞者から選定される上位賞である「住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞」を受賞しました。上位賞は入賞者32作品のうち7作品が選ばれます。長屋改修を10数年コツコツとこの町で取組んできて、46番目の長屋改修として自宅をリノベーションしました。このような賞をいただきうれしく思います。
審査委員長の松村秀一先生が既存の建築ストックがこれからまだ50年、100年後も残り続ける可能性を予見し、建築の健康寿命の延ばすことのわれわれ建築技術者の職能への期待を話されました。まだまだ、この昭和町~田辺界隈には大大阪時代の大阪近代長屋がたくさん残っています。100年近くこの町を見守ってきたこれらの長屋たちやあり余る既存ストックの健康寿命を延ばせるよう、設計活動に取り組んでいきたいと思います。