丹波の野菜と鹿料理「無鹿」
ひとの集う街へ
<建築概要>
■建築場所:兵庫県丹波市柏原
■用途:店舗
■構造:木造ツシ2階建
■仕上げ
床:幅広タモムクt15、畳敷き
壁:色漆喰(店舗)、タイル貼り(厨房)
天井:土佐和紙、既設天井板
建具:古材建具転用

■町づくりの拠点としての機能を期待された築100年を越える古町屋の再生事業。丹波で害獣として社会的な問題となりつつある鹿を食用として利用する、循環社会を目指した鹿肉専門店「無鹿」がテナントとして入る。
 
■欅大黒柱、9mもの長尺桁材など、現在では簡単にはお目にかかれない材が随所に見られた木造家屋であった。その旧家の構造を活かしたプランニングを心がけながら、耐震要素となる既存の土壁や垂壁の耐震性能を評価し、バランスのよい補強計画とした。
 
■既存の建具の大部分を転用し、全面改修ながらも利用可能なものは最大限活かした。計画も循環系の設計を目指した。
 
■すでに100年以上永らえてきた建物であるが、この先も人に愛されながら、生き永らえることを想う。