塩崎おとぎ紙芝居博物館

街頭紙芝居の普及に尽力した塩崎夫妻の住まいを膨大な紙芝居原画を所蔵する小さな博物館、ストックスペースだけではなく、町に開いた場所にしたいという思いで、道に面した場所をホールとして改修しました。土間空間を拡げ、廊下部分をイベント時にはベンチとして使えるように設計しました。改修後は定期的に紙芝居の公演がおこなわれ、少しづつ人が集まる場所になっているようです。

<建築概要>
■建築場所:大阪市西成区
■用途:紙芝居博物館
■構造:木造2階建
■主な外部仕上げ
【外壁】既存タイル・既存板金
【屋根】既存瓦屋根
■主な内部仕上げ
【床】土間モルタル・杉無垢フローリング
【壁】EP塗装
【天井】ラワン合板貼り

 

 


土間を拡げ、廊下兼用のベンチにもなる場所をつくりました。

定期的に紙芝居公演が開催されます。

天井にも壁にも原画が展示されています。