こぐま保育園分園

隣接する賃貸マンションの地下階を保育園の分園として改修をおこなった。当初店舗利用を想定された空き区画で子供の過ごす環境としては望ましいとは言えない、風の通らないFIX窓が外部開口を引違い窓や引き戸の通風可能な開口部へと改修した。賃貸物件のため現状復旧が可能な納まりとしている。保育室面積をなるだけ確保できるように、エントランスに屋根をかけ、半屋外空間を新たに設け靴脱ぎスペースとし、室内空間を最大限活用している。l内装は子供たちの直に触れる仕上げは木質系の肌触りのよい材料を選定している。

<建築概要>
■建築場所:大阪市東住吉区
■用途:保育園
■主な内部仕上げ
【床】カラマツ無垢フローリング
【壁】EP塗装・シナ合板貼り・杉板貼り
【天井】化粧PB
【建具】シナ合板

 

 


マンションの一室の半地下となる場所

半屋外区間を新たに設けたアプローチ空間

床はカラ松の無垢フローリング